鼠径(そけい)ヘルニア
病因は、「鼠径(そけい)ヘルニア」。
いわゆる脱腸というやつです。
昨年秋頃から
右足付け根あたりが 夕方にんると腫れ
朝になるとひく…を繰り返していました。
痛がることもなかったし、
受診しようにも朝になれば腫れがひいてしまうし…。
で、しばらく様子を見ていましたが、
だんだんと腫れがひどくなり、
「年が明けたら一度受診をしよう!」
といっていた矢先の大みそか。
ダンナの実家に着いた途端、
「痛いよーーー!!!!!」
と、大泣き。
見ると、今までに見たこともないくらいの腫れ。
慌てて救急病院へ行ったところ、
小児科→泌尿器科の診察を受け、
「陰嚢水腫でしょう。」
とのこと。
とくに治療はなく、
数時間後、徐々に痛みも治まり
翌日にはいつも通りの元気なラッコに戻っていました。
年明け早々、紹介状を持って香川医大の泌尿器科で受診。
陰嚢水腫で痛みを伴っていないのなら
今すぐ治療が必要ということもなく、
その日は症状も出ていなかったため
しばらく様子を見ることに。
でも、ホッとしたのも束の間…。
週末、年始の挨拶で阪へ帰省し、
元気に2日間を過ごし帰り支度をしていると、
「ウンチ~」。
用を済ませたラッコがしばらくして
「痛いーーー!!!早く病院に行きたいよう!!!」
と、大泣き。
見ると、大みそかの時と同じくひどい腫れ。
急いで実家近くの救急病院へ。
泌尿器科、外科、小児科の医師に診てもらうも
ハッキリした原因は分からず、
(陰のう水腫もヘルニアも親戚のようなものなので)
専門の小児外科がある病院を紹介され移動。
小児外科の医師は痛がるラッコにお構いなしで
腫れた部分を強く押しました。
「だずげでぇぇぇぇ!!!」
ものすごい大声で泣き叫ぶラッコ。
しばらくして、先生が
「ハイ!治った~!!」
えぇぇぇ????
時間にして30秒くらい。
(だったはず。すごく長い時間に感じられたけど…。)
小児外科の医師の診断は「ヘルニア(脱腸)」。
小児のとくに男の子によくある病気で、
押して治れば問題ないけど、
ウンチをきばったり、
激しく飛んだり跳ねたりした時に
また出てしまう可能性もあるとか…。
高松に戻って翌日、香川医大の小児外科を受診。
「右鼠径ヘルニア」。
自然治癒や薬療法はなく手術が必要とのこと。
運良く早々に手術できることになり、
レントゲンや血液検査などを済ませ
翌週、入院することになりました。
手術前日から入院。
翌朝手術。
手術自体は20分ほどで終わるそうですが、
全身麻酔をしているため
出てきたのは2時間後。
ラッコの右下腹部に2㎝ほどの傷ができましたが
もう二度と痛い思いをすることはありません。
術後の回復は順調そのもので、
その日の夕方にはご飯もいっぱい食べ
点滴も外してもらい
少しだけ歩いたりもしていました。
翌朝、退院。
その日の夜からお風呂もOK。
2日後には餅つきに参加し
元気に走り回っていました。
退院1週間後の検診でも問題なし。
入院も手術もイヤな記憶は残っておらず、
「ママと離れるのがイヤやったぁ。」
とだけ言っています。
心配もしましたが、
手術して本当に良かった。
これから、何も気にせず元気に遊び回れるんですもんね。
ご心配をおかけした皆さま。
ご協力いただいた皆さま。
ラッコは元気です!!
たくさんの励ましの言葉は
私たち家族にとって心強い支えになりました。
この場をかりてお礼申し上げます。
ありがとうございました!!!
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コメント
Re: →yukiさん
ラッコ、本当によく頑張りました~!
もう安心です☆
ラッコ君はもちろん、パパもママも頑張ったね!
自分の体でもドキドキするけど我が子となると・・・
無事に済んでなによりです。
元気に復活のラッコ君の笑顔がまぶしいぞ!
Re: →まめたんさん
元気に復活して暴れまわっている姿がまぶしすぎます(笑)
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完治してよかったです